パルシステム給付型奨学金事業

児童養護施設などの福祉関連施設に入所している学生や、家庭内での問題、経済的な理由などで進学や学業の継続が困難な若者がいます。

そうした若者の多くが身近に頼れる人が少なく、さらに困難な状況に陥ってしまいます。

パルシステムではひとりでも多くの若者の力になるよう、給付型奨学金事業を行っています。

なお奨学金は全額「パルシステム組合員の募金」によって支えられています。

借金として将来返済の必要がある「貸与型」ではなく、「給付型」の奨学金です。

所定の修学期間中、毎月4万円を給付。将来の負担や不安を与えることがありません。

パルシステムとつながりのある地域団体が「伴走支援団体」となり、奨学生の家庭環境や心身状態に合わせた支援を実施。生活・進路相談などで、奨学生に寄り添います。

「学校ではなかなか体験できないことを経験してほしい」との願いから、社会参加プログラムを提供。視野を広げ、将来の選択に役立つ機会になるよう、パルシステム産直産地での農業体験や平和学習会など、様々なプログラムを実施しています。